商標登録の流れを4ステップで!

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商標登録の流れ商標登録は少しとっつきにくい専門的な分野ですが、全体の流れをつかめば、理解しやすくなります。

この記事では、商標登録について特にわかりにくいところを中心に、大まかな流れを紹介しています。

まずは、ざっと見ていただいて、商標登録の流れをつかんでください。

詳細は各項目で解説していますので、短時間で理解して、整理することができます。

また、費用についても、何が実費で何が弁理士に支払う手数料なのかを、弁理士に依頼する前に理解することができます。

それでは、一つずつ見ていきましょう。

 

商標登録の大まかな流れ

商標登録の大まかな流れを説明します。商標登録ではそれぞれ調査・出願・審査・登録4ステップがあります。

この4ステップは学校の受験と似ています。学校受験のステップをまずは考えてみます。

学校受験のステップ

受験をするためには、まずは、どの学校に入るかを調べます。(調査)

そして、入学試験を受けるために願書を提出します。(出願)

その後、試験を受け合格するかどうかの採点がされます。(審査)

合格していれば入学金を支払い、入学することができます。(登録)

それでは、同じ感覚で商標登録について考えてみましょう。商標登録の場合は、調査・出願・審査・登録の4ステップです。

  • 調査
  • 出願
  • 審査
  • 登録

商標登録のステップ

まずは、似ている商標がないかなどを調査します。(調査)

審査を受けるために願書を特許庁に提出します。(出願)

特許庁が合格するかどうかの審査をします。(審査)

審査に合格すれば、登録料を支払い、登録が完了します。(登録)

 

これが商標登録の手続きの大まかな流れです。

それでは各ステップをもう少し細かくみていきましょう。

 

4つのステップをもう少し細かく

調査

似ている登録はないかなどを調査する

調査

概要

審査に合格する可能性が高いかどうかを調べるために調査をします。

調査をしなければ、審査に不合格になりやすいのに出願をしてしまうことがあるからです。審査が不合格だとわかったあとは、現在使っている商標を急に変更しなければないこともあります。また、出願したときの費用(印紙代など)が無駄になります。

調査は主に、二つの観点からチェックします。

  • 似ている商標がすでに登録されていないか
  • 商標に特徴があるか

まずは、似ている商標が既に登録されていないかを確認します。他人が登録している商標と似たような商標は登録できませんので、事前に登録されていないかどうかを検索して確認します。

また、一般名称などの特徴がない商標は登録できません。例えば、商品「りんご」に商標「アップル」は特徴がないと判断されます。商標の特徴は、その商標をどのような商品に使用するかによって変わります。例えば、商品「パーソナルコンピューター」に商標「アップル」であれば特徴があると判断されます。

何をすればよいの

弁理士に「商標」と「商品・サービス」を伝える。

調査でかかる費用

  • 弁理士手数料(無料のところもあり)

弁理士に頼む場合、調査は無料・有料とどちらのケースもあります。

かつては、調査を有料(1万円~)で行う弁理士が多かったですが、今では無料のところも増えてきています。依頼する弁理士にあらかじめ調査に費用がかかるかどうかを聞いておきましょう。

 

出願

書類を提出する

出願

概要

審査を受けるために出願書類を特許庁に提出します。

出願書類は、所定の形式によって書かれており、主に商標、区分、出願人の名前、住所などが書かれています。

審査期間を短縮するための制度もあります。(早期審査制度)

何をすればよいの

弁理士に会社名(個人の場合は、氏名)と住所を伝える。

出願でかかる費用

  • 弁理士手数料
  • 印紙代

弁理士手数料と実費(印紙代)がかかります。

区分の数(業種の広さ)によって費用が異なります。

 

審査

特許庁に審査される。

審査

概要

特許庁によって審査されます。

特許庁は年間約10万件を審査しているため、順番待ちがあり審査期間は約6ヶ月かかります。

審査結果は2パターンのどちらかが来ます。

  • 審査合格 (登録査定)
  • このままではダメ (拒絶理由通知)

審査に合格した場合は、「登録査定」が送られてきます。

このままでは、ダメだという場合は、「拒絶理由通知」が送られています。拒絶理由通知が来ても、適切に反論すれば、審査に合格させることもできます。

何をすればよいの

弁理士から審査結果が送られてくるので、審査結果を確認する。

反論する場合は、弁理士と相談し、反論方法を検討する。

審査でかかる費用

  • 弁理士手数料(拒絶理由通知に対応する場合のみ)

拒絶理由通知に対する反論費用(弁理士手数料)がかかることがあります。

 

登録

登録料を支払い、登録完了

登録

概要

審査に合格した証拠である登録査定が送られた後、登録料を納付します。

登録料を納付すれば、商標権を得ることができます。商標権の権利期間によって費用が異なります。

5年分と10年分を選ぶことができます。10年の方が割安ですが、費用が高いです。

何をすればよいの

弁理士に権利期間を5年か10年か伝える。

登録でかかる費用

  • 弁理士手数料
  • 印紙代

弁理士に頼む場合は、弁理士手数料と実費(印紙代)がかかります。弁理士手数料には、登録手数料と成功報酬が含まれます。

 

なお、権利期間が満了すれば、「更新」という手続きをするだけで、権利を延長することができます。また一から出願して審査を受ける必要はありません。更新を続けると、半永久的に権利を持つことができます。

 

商標登録の費用の概算

商標登録の費用は、業種の広さ(区分)依頼する弁理士によって大きく異なります。そのため、「概ねこれくらいです」とは中々いうことが難しいです。

  • 業種の広さ(区分)によって費用が変わる
  • 依頼する弁理士によって費用が変わる

区分の数が多ければ多いほど、費用は高くなります。

どの弁理士に依頼するかによって手数料は2~3倍のひらきがあります。

手数料のひらきの原因は、弁理士の手数料の決め方が自由だからです。かつては、一律の手数料でしたが、現在では規制緩和がされ、弁理士が自由に設定できます。かつての手数料はとても高額でしたので、その名残がある事務所は高額に設定されています。

実際にサービスの対応を見てどの代理人にするかを決めることが重要です。

また、業務の多くをIT化している特許事務所は、自動化が進んでいるため、従来のサービスと変わらずに安く提供することもできています。

 

概算が知りたい

今回は、私が運営している「商標登録トレル」の場合で説明します。

  • 通常の場合
  • 区分の数が2の場合
  • 区分の数が1で、拒絶理由通知に対応する場合

通常の場合

【合計】約5.4万円

【内訳】弁理士手数料:19,800円 印紙代:33,900円

【条件】

  • 拒絶理由が通知されないこと
  • 区分の数は1

【支払う時期】

  • 調査時:無料
  • 出願時:9,800円(手数料)+12,000円(印紙代)
  • 登録時:9,800円(手数料)+21,900円(印紙代)

※登録時は出願から約6ヶ月後です。

 

60%くらいの方はここに入ります。

 

区分の数が2の場合

【合計】約10.3万円

【内訳】弁理士手数料:38,400円 印紙代:64,400円

【条件】

  • 拒絶理由が通知されないこと
  • 区分の数は2

【支払う時期】

  • 調査時:無料
  • 出願時:18,800円(手数料)+20,600円(印紙代)
  • 登録時:19,600円(手数料)+43,800円(印紙代)

※登録時は出願から約6ヶ月後です。

 

30%くらいの方はここに入ります。

 

区分が1で、拒絶理由通知に対応する場合

【合計】約8.4万円

【内訳】弁理士手数料:49,800円 印紙代:33,900円

【条件】

  • 拒絶理由が通知されること
  • 区分の数は1

【支払う時期】

  • 調査時:無料
  • 出願時:9800円(手数料)+12,000円(印紙代)
  • 審査時:30000円(拒絶理由の対応手数料)
  • 登録時:9800円(手数料)+21,900円(印紙代)

※登録時は出願から約6ヶ月後です。

 

5%くらいの方はここに入ります。

 

区分の数によって、費用が変わるために、出願する前に自分の区分は何であるかを把握しておくことが重要です。通常は、弁理士が作成する調査報告書に区分が記載されています。調査報告書がもらえない場合は、弁理士に聞けば教えてくれますので、調査終了後のタイミングで必ず聞いておきましょう。

 

まとめ

商標登録の流れは、調査・出願・審査・登録の4ステップです。費用は、それぞれのステップでかかることがあり、区分の数とどの弁理士に依頼するかによって変わります。まずは、ざっと商標登録の流れを理解し、その後各ステップを理解していくことが近道です。

 

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