商標登録の流れを詳しく解説!

2018年2月1日
カテゴリ
流れ

商標の基礎知識

商標ってそもそも何?

商標は、商品名やサービス名などのネーミングや、商品やサービスのロゴ等のことです。
お客様がそれらを目印にして、商品やサービスを購入するので、この商標を守ることは事業を行う上では非常に重要です。
商標登録をすることによって、商標を保護することができます。

商標登録のメリットは?

そもそも、商標登録はなぜするのでしょうか?簡単にメリットを説明します。
商標登録をすると、自社の商品名等を独占することができます。
以下のメリットがあります。

  • 他社が似たような商標を使用していると「やめろ」と言える(差止請求権)
  • 他社が似たような商標を使用していると「お金を払え」と言える(損害賠償請求権)
  • 自社の商標について、他社から「使うな」と文句を言われなくなる(専用権)

その結果、自社の商標について問題になるリスクが減り、安心して事業を継続することができます。

商標登録の流れ

大まかな流れ

それでは、商標登録の大まかな流れをご説明します。
出願から商標登録が完了する(登録証を受け取る)までは約7ヶ月かかります。

  1. 商標と商品・サービスを決める
  2. 商標登録ができそうか調査する
  3. 特許庁へ出願する
  4. 審査に合格後、登録料を支払う
  5. 登録証を受け取る

(1)商標と商品・サービスを決める

商標を決める

まずは、商標登録をする商標を決めます。
実際に使用している(または使用予定の)商標にします。
例えば、実際に「Toreru」という商標をホームページなどで使用していれば、「Toreru」という商標を登録します。

カタカナの「トレル」にするか、ローマ字の「Toreru」するか悩むところですが、
まずはよく使用する方を商標登録することをおすすめします。

商品・サービスを決める

次にどのような商品・サービスにするかを決めます。
商標権は、「商標」×「商品・サービス」によって権利が決まります。
そのため、商品・サービスが異なれば、全体では異なる権利になります。
例えば、下記のような商品・サービスが考えられます。

(例)

  • アパレル:25類「被服」など
  • ウェブサービス:42類「電子計算機用のプログラムの提供」など

商品・サービスは特許庁であらかじめ決められた表現に従って記載する必要があります。
独自の書き方ですと、表現があいまいであるとして拒絶される可能性が高まります。

(2)商標登録できるか調査する

商標は出願すれば何でも登録になるわけではありません。
出願には費用と時間がかかり、十分な調査を伴わない出願は無駄打ちになってしまいます。
商標の調査は大きく分けて2つのものを調査します。

既に似たような商標が登録されていないか?

まずは、既に似たような商標が登録されていないか調査します。
商標登録は早い者勝ちですので、似たような商標が既に登録されていれば、自分の商標登録は認められません。
商標検索は独立行政法人工業所有権情報・研修館が運営するJ-PlatPatを利用して行います。

商標に特徴があるか?

次に、商標に特徴があるかを調査します。
例えば、ITの分野で「IoT」、アパレルの分野で「メンズ」などは特徴がないとして登録できません。
造語に近い言葉や、一般には使用されていない言葉であれば特徴があると判断される可能性が高まります。
調査方法は、グーグルなどで検索して、3件以上のホームページに一般名称として使用されてないかを調べます。

調査の結果、登録の可能性があれば出願することをおすすめします。

専門家に商標調査を依頼する場合

調査費用は依頼する特許事務所によって異なります。
数万円以上かかる事務所もあれば無料で行っている事務所もあります。
Toreruなら商標調査までは完全無料です。

(3)特許庁へ出願する

願書の作成

商標出願は願書を作成して郵送又はオンラインで特許庁に提出します。
願書は様式が決められており、様式に沿って書かれていないと方式不備として拒絶の理由となります。
確実に登録したい商標は商標登録に精通した特許事務所に依頼することをおすすめします。

<コラム> 願書の作成は誰がやるのか?

願書の作成は、自分で行う場合と、専門家に依頼する場合があります。
それぞれのメリット、デメリットは以下の通りです。
(1)自分で行う
メリット:費用を安く抑えられる
デメリット:手間がかかる。権利の設定でミスが起こる可能性がある。

(2)専門家に依頼する
メリット:権利の設定でミスが起こる可能性が極めて低い。手間が少ない。
デメリット:費用がかかる

(4)審査に合格後、登録料を支払う

出願後約7か月で登録か拒絶かの査定(審査結果)が特許庁より通知されます。

登録査定が通知された場合
→商標権を得るために、登録料を特許庁に納付します。

拒絶理由が通知された場合
→拒絶理由に反論することで登録に至るケースがあります。

(5)登録証を受け取る
登録料納付後、1ヶ月程で登録証が郵送されます。
これで商標登録は完了です。

まとめ

難しいイメージのある商標登録ですが、権利化の流れは実はそこまで難しくありません。
自社の大切なブランドを守るため、商標登録を是非ご検討ください。

はじめの一歩として

はじめの一歩として、何をすればよいか悩むところですが、
Toreruを利用すると、上記の商標登録の流れがもっと簡単にできます。

上記の流れがウェブ上で管理されていますので、次に何をすればよいかわかります。

また、全てWebフォームのみで完結していますので、必要事項をご記入いただくだけで出願から登録までを行えます。
まずは、無料の商標調査の申し込みをすれば、1〜3営業日程で商標登録できそうかの調査報告書を受け取ることができます。
時間をかけたくない方や、費用を抑えたい方はおすすめです。

この記事を書いた人

ToreruMedia編集部
ToreruMedia編集部です。知的財産の情報をわかりやすく、詳細にお届けします!